ほくろ除去を始める前に

ほくろ除去を始める前に、ほくろが出来る原因について調べてみました。
ほくろの原因は母斑細胞と呼ばれるメラニン色素を産出する細胞が、皮膚の深い所に多数集まる事によっておこり、ほくろは「黒子」と呼び、医学的には「色素性母斑」といいます。
生まれたばかりの赤ちゃんにはほくろはありませんので、大人のようにほくろ除去の必要性はないでしょう。
ほくろの出来やすさは、体質が関与している場合があり、皮膚癌との区別が重要で、できている箇所によっては、ほくろ除去をしなくてはならない場合があります。
手や腕、足、お腹や背中、顔など、人によってほくろ除去する箇所は異なるようで、最近はほくろ除去をして気になる箇所の悩みを解消しているひとが増えているようです。
ほくろ除去の必要性は、単に気になる箇所だからでは、すまされない問題が潜んでいる場合もあり、紫外線などによってメラノサイトが刺激されメラニンが多量に作られた結果、皮膚(ほくろ)に異常をおこし、メラノーマ(癌)が見つかることもあります。
ほくろ除去は、近年さまざまな皮膚科やクリニックで行われているようで、なかには自分自身でほくろを除去できる製品も市場に発売されております。

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ほくろ除去の稀なケース

ほくろ除去をする箇所は、手や腕、足、お腹や背中、顔など、人によってさまざまで、ほくろ除去をする箇所でも稀なケースがあります。
爪にほくろが有りほくろ除去出来ないのではとお悩みの方もなかにはいるかもしれません。
爪は、爪母(ほうぼ)、爪甲(そうこう)、爪床(そうしょう)からできていて、爪母は、簡単にいうと甘皮がある辺りの事で、爪母の変化は、爪が伸びると同時に爪甲、爪先へとかわり、爪母に出来たほくろ除去は悪性の物や良性腫瘍のものがあります。
舌のほくろ除去についてですが、口の中にもほくろは出来、舌に出来たほくろ除去の場合は美容外科ではおこなっておりませんので、舌に出来たほくろ除去は口腔外科などにお問い合わせすることをお勧めします。
舌に出来たほくろを除去するには舌癌の疑いもあり、痛みなどがなくても無理にほくろ除去をしようとはせず、かならず病医院での受診をお勧めします。
陰部のほくろ除去は診察するのが恥ずかしいのでなかなか受診される方は少ないようですが、陰部にあるほくろはメラノーマ(悪性腫瘍)になりやすいのでほくろ除去をお勧めします。
陰部ほくろの直径が6mm以上で色がまだらな状態でしたら、病院でほくろ除去の受診をお勧めします。

ほくろ除去と癌

ほくろ除去をしようと考えていたほくろが、実は癌であることがあり、疑いがある場合はほくろ除去後に「病理検査」をうけましょう。
「病理検査」とはほくろ除去した物を専門医が顕微鏡を使って検査することで、ほくろ除去の際には良性か悪性か検査することをお勧めします。
ほくろ除去の際、悪性のほくろがもっとも発生しやすい部位は足の裏です。
では悪性のほくろが発生する比率を部位事にわけてみましょう。
1位:足の裏 32% 2位:胴体 12% 3位:顔 11% 4位:腕 9% 5位:手・足の爪の部分 8% 6位:膝から下の部分 7% 7位:手のひら 6% となっております。
やはり足の裏をほくろ除去したのちに悪性のほくろであった、というケースがほとんどでしょう。
ほくろ除去の際、悪性のほくろがもっとも発生しやすい年齢は40代の発生率が高いということで、ほくろ除去を実際に体験した人々が40代に多いということも一因です。
ほくろ除去の際、悪性のほくろがもっとも発生しやすい部位は足の裏、発生しやすい年齢は70代以上となりますと、あしの裏は長年にわたり、体重などの負荷がかかるとメラノーマ(癌)が発生しやすくなるのでしょう。

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